インテリアとして、置いておくだけでお洒落なパロサント。
良い香りもするし、とても人気なフレグランスアイテムですよね。
しかし「正しい使い方」や「そもそもパロサントが何なのか」
理解している方は多くはないのではないでしょうか?
こんにちは。
大人男子ラボ 編集長の宮永 えいとです。
今回は意外と知られていない「パロサントの正しい使い方」を紹介します!
- パロサントとは何なのか
- パロサントの正しい使い方
- トラブル対処方法や保管方法
など、これを読めばパロサントのことがもっと知ることができます!
Contents
そもそも「パロサント」って何?
木材の端材のような形で販売されているパロサント。
そもそもパロサントとは、どのようなものなのでしょうか。
パロサントは「聖なる木」を意味している
パロサントとは、スペイン語で「聖なる木」を意味します。
古くは魔除けとしても使用され、ラテンアメリカの先住民たちからは「神の樹」とも呼ばれていました。
現在は
- 空間の浄化
- 心身のリラックス
- 虫除けに効果
などの効果があるサステナブルなアイテムとして、注目されているパロサント。
インテリアとして置いておくだけでもお洒落で、楽しむことができます。
人気の秘訣は何といっても「濃厚で芳醇な香り」
香木とも言われるように、この香りこそがパロサントの1番のポイントであり人気の秘訣。
香木の中でも特に香り高いと言われるパロサント。
「ウッディーな重く濃厚な香りの中に、柑橘系のような爽やかさとミルキーな甘さを感じる香り」になっています。
この濃厚で芳醇な香りと煙は「邪気を払い幸せを呼び込む」と信じられおり、 遡ればインカ帝国時代から取り入れられていました。
心が落ち着くだけでなく、リフレッシュにもなる安心感のある香り。
この「聖なる香り」は、数百年の長きにわたり人々を魅了し続けています。
パロサントは「サステナブル」なアイテム
実はパロサントは非常に希少な樹木。
現在はワシントン条約の保護対象となっており、パロサントの伐採を禁止されています。
そのため、我々の手元にあるパロサントステックは自然倒木した木のみを使用しているのです。
人の手を加えることなく自然の摂理を守り使用されているパロサント。
そのような背景から、パロサントはサステナブルなアイテムと言われているのです。
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パロサントの正しい使い方と楽しみ方
パロサントの使い方や楽しみ方は様々です。
パロサントを「お香のように火をつけて放置」していませんか?
そして「なんで全部燃えてくれないんだろう…」と思っている方も多いはす。
実はこの使い方、正しい使い方ではないのです。
パロサントを燃焼させて使う
パロサントの一般的な使用方法として、燃焼させて香りと煙を楽しむ方法があります。
燃焼させるという方法はお香などと同じですが、パロサントは「スマッジング=燻す」使い方が最適。
パロサントに火を付ける
まずはマッチやライターなどでパロサントに火をつけます。
パロサントに着火したら火を消して、白い煙が出る状態にしましょう。
着火直後は黒い煙が出ることもありますが、徐々に白い煙になるので大丈夫です。
煙を部屋中に行き渡らせる
白い煙が出る状態になったら、煙を部屋中に行き渡らせるように持ち歩いてみましょう。
パロサントの煙と香りには「浄化の効果」があり、部屋中に行き渡らせるとより効果があると言われています。
浄化することから「幸運の香り」とも呼ばれています。
段々と部屋がパロサントの濃厚で芳醇な香りに包まれていくはずです。
心が落ち着き、心身ともにリラックスすることができるでしょう。
これを「スマッジング=燻す」と言います。
【より浄化の効果を得たい場合】
使用前に部屋のドアや窓は閉めておくと◎。
煙が十分に行き渡ったらドアや窓を開けましょう。
そうすることで煙と共に部屋のマイナスな気が外に流れ、部屋も自分もリフレッシュすることができます。
自然消火するまで待つ
最も勘違いしやすいポイントなのですが、パロサントステックはお香のように一度で全てが燃焼することはありません。
なので自然と火が消えるのは、決してパロサントの不具合ではないので安心してください。
自然と火が消えるまで2〜3分ほどかかります。
その間は持っていても良いですし、不燃性のお皿の上で消えるのを待っても大丈夫です。
インテリアとして使用する
置いておくだけでもお洒落な空間に見えるパロサントは、インテリアとしても効果的。
燃焼しなくても香りが立つので、周囲にほのかにパロサントの香りが漂います。
長時間置いて香りが弱まってきたら、表面を紙やすりなどで磨いてみましょう。
再び香りが戻り、楽しむことができます。
虫除けとして使用する
パロサントには「リモネン」という成分が豊富に含まれています。
このリモネンは柑橘系の果物の皮にも含まれており、虫が嫌がる成分とも言われています。
玄関や窓の付近など、虫の侵入口のとなる場所にパロサントを置いておくことで虫除けの効果も発揮するのです。
布袋に入れたり、インテリアとしてそのまま飾って置いておきましょう。
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「なんか燃えにくい…」そんな時は!
「久々にパロサントを焚こうと思ったけどなかなか着火しない…。」
そんな経験ありませんか?
そんな時は以下の方法を試してみてください。
天日干しを行う
パロサントは天然の木材であり、他の木材同様環境によって湿気を含むことがあります。
特に長時間置かれたパロサントは湿気を含んでいることが多いので、晴れた日に天日干しをすると効果的。
半日も天日干しすれば、内部の湿気も抜けて普段通り燃焼してくれるはずです。
薄く削って使用する
カッターなどでパロサントステックを薄く削り出し、チップ状にしてみるのも効果的。
不燃性のお皿の上に削ったパロサントを集めて、火をつけてみましょう。
普段通りの香りと煙が広がり、スティックの状態と変わらない効果を発揮することができます。
パロサントの保管方法
湿気を含んでしまうこともあるので、パロサントはジップロックなどのチャック付きの袋などで保管するのが◎。
また、袋の中に乾燥剤も入れておくとしっかり乾燥も防げるのでバッチリです。
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パロサントは、その香りや効果、使い方の多様性から、多くの人々に愛されています。
その聖なる香りを楽しむだけでなく、日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
部屋の香りだけではなく、香水にも気を使ってみませんか?
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