洗濯物はとりあえず洗濯機に入れてまとめて洗っていませんか?
適当にまとめて洗ってしまうと、色移りしたり服が縮んでしまったり…。
お気に入りの服が、取り返しのつかない結果になってしまうかもしれません!
こんにちは。
大人男子ラボ 編集長の宮永えいとです。
今回は「大切な衣類を長持ちさせる!洗濯の基本」をお伝えします!
- 「洗濯表示マークの見方・意味」
- 「洗濯で気をつけるポイント」
- 「オススメのおしゃれ着洗剤」
など詳しく解説しちゃいますよ!
Contents
洗濯前に必ず確認したい「洗濯表示マーク」
お気に入りの服は大事に長く着たいですよね。
せっかくのお気に入りの服も適当に洗濯してしまうと、色移りしてしまったりシルエットが崩れてしまったり…。
思わぬ落とし穴にハマってしまうかも。
そんな悲しい結果にならないように、衣類には必ず「洗濯表示マーク」が記載されています。
この洗濯マークを読み解くことができれば、自宅での洗い方やクリーニングに出すべきなのか瞬時に判断できるようになります。
基本的な「洗濯表示マーク」の見方
洗濯表示マークは以下のような順番で記載されています。
左側は自宅での洗濯方法について、右にはクリーニングの方法について記載されています。
また左から洗濯の順番通りに表示マークは並んでいるので、直感的に分かりやすくなっています。
洗濯表示マークの意味を確認しよう
洗濯表示マークの見方は分かりましたが、それぞれの意味が分からないと洗濯ができません。
ここからはそれぞれのマークの意味を理解していきましょう。
洗い方マーク
まずは「洗い方マーク」です。
このマークを理解することで、衣類の適切な洗い方を確認することができます。
この1つのマークで、洗濯機を使った適切な水温や洗濯の強弱を見分けることができます。
上記2つのマークは、洗濯機へ適当に放り込まないように気をつけましょう。
洗い方マークを見ることで、洗濯機・手洗い・クリーニングに分けることができます!
特に「手洗いマーク」や「洗濯禁止マーク」の衣類は取扱いに気をつけましょう!
漂白マーク
「漂白マーク」は3種類のマークで分けられており、適切な漂白剤を確認することができます。
マークを見ずに漂白剤を入れてしまうと、思わぬ色落ちをしてしまうかも…。
色物や柄物、大切な衣類を洗濯する時には必ず見ておきたいマークです。
タンブル乾燥マーク
「タンブル乾燥マーク」は、洗濯機や乾燥機などで乾燥させる時の温度を確認することができます。
ドラム式などの乾燥機能がついた洗濯機では、特に注意して見ておきたいマークです。
デニムやニットは高温の乾燥機で乾かすと、特に縮みやすい衣類です。
乾燥機を使う前に必ず確認しましょう!
自然乾燥マーク
「自然乾燥マーク」は、洗濯後の干し方や干す場所を確認することができます。
ややこしく思えますが「縦に吊るして干すので縦線、横に寝かせて平干しするので横線」とイメージで覚えると覚えやすくなります。
色物は日焼けなどの可能性があるので、斜め線を必ず確認しましょう!
またニットなど伸縮性のある衣類は、ハンガーの跡がついたり肩の辺りを伸ばしてしまいがちです。
線の向きを必ず確認してから干しましょう!
アイロンマーク
「アイロンマーク」はアイロンの温度と可・不可を確認することができます。
アイロンの温度を間違ってしまうと、溶けてしまったり縮んでしまって取り返しのつかないことに…。
特にシルクやレーヨンなどは温度にデリケートな繊維なので、必ず確認しましょう!
クリーニングマーク
「クリーニングマーク」はクリーニングの種類や可・不可を確認することができます。
クリーニング店が見るマークなので、基本的にはあまり気にしなくてOKです。
実際に衣類洗濯マークを確かめてみた
洗濯表示マークの見方と意味を理解することができました。
ここからは、実際に2種類の服の洗濯表示マークを確認してみます。
黒いスタンドカラーシャツ
まずは黒いスタンドカラーシャツから確認していきます。
素材や洗濯表示マークが記載されているタグは、基本的に「左内側の下」に縫ってあります。
【洗濯表示マークを確認!】
- 40℃を限度として、弱い力で洗濯機で洗える
- 酸素系漂白剤は使用OK
- タンブラ乾燥禁止
- 日陰で釣り干し
- アイロンは150℃を限度として使える
- ドライクリーニングOK
合わせて確認したいのが、洗濯表示マーク下の注意書きです。
洗濯表示マークでは指示しきれない洗濯方法が書いてあるので、洗濯前に1度目を通しておきましょう。
【注意書きを確認!】
- 裏返して洗濯する
- 洗濯ネットに入れて洗濯する
- なるべく単品で洗うのがベスト
- 色落ち・色移りの可能性があるので注意
- 長時間水に浸す・濡れたまま放置はNG
マークと注意書きの両方を守ることで、より長く大切に切ることができます。
黒などの濃色は特に色落ちが気になる衣類なので、洗濯前に確認しておきましょう。
大人男子LABO 豆知識
【黒い衣類を洗うときの注意点】
黒などの濃色は色落ちがしやすく、淡色の衣類に色移りがしやすい衣類です。
洗濯中の洗濯物同士の摩擦や、濡れたままの長時間放置は淡色衣類への色移りの原因になります。
- 洗濯ネットに入れて洗う
- まとめて洗う場合は、濃色だけで洗う
- 洗濯後はすぐ取り出して干す
以上を守って洗うことで、色落ちや色移りを最小限に抑えることができます。
白Tシャツ
次は白Tシャツを確認していきます。
Tシャツも同様に「左内側の下」に縫われているか、首の裏に記載されています。
【洗濯表示マークを確認!】
- 40℃を限度として、弱い力で洗濯機で洗える
- 酸素系漂白剤は使用OK
- タンブラ乾燥禁止
- 日陰で釣り干し
- アイロンは110℃を限度として使える(スチームも×)
- ドライクリーニングNG
同様に注意書きも確認してみましょう。
【注意書きを確認!】
- 柔軟剤は使わない
- アイロンをする時は当て布を使う
- 色移りの可能性があるので注意
- 長時間水に浸す・濡れたまま放置はNG
適当に洗いがちな白Tシャツですが、実は注意しなくてはいけないことがたくさんあります。
お気に入りだったりヨレヨレにしたくないTシャツは、1度確認しておくのがオススメです。
大人男子LABO 豆知識
【白い衣類を洗うときの注意点】
白などの淡色は色移りがしやすい衣類です。
他にも洗濯をしても徐々に黄ばんでしまったり、実はデリケートな衣類でもあります。
- 白系の淡色のみで洗う
- 衣類表示マークで指定された漂白剤でつけ置きする
- 汗や皮脂が黄ばみの原因にもなるので、放置せずすぐ洗う
以上を守って洗うことで、色移りや黄ばみの対策をすることができます。
「手洗いが面倒!」そんな時は…
洗濯機で洗濯可能な衣類はすぐ洗えますが、「手洗いマーク」の衣類を洗濯するのは面倒に感じませんか?
後回しにして溜めてしまったり、面倒だからといつも通り洗濯してしまったり…。
実は手洗いマークの衣類も洗濯機で洗う方法があるんです!
手洗いマークを洗濯機で洗う方法
洗濯機のボタンを見ると「ドライ」という洗濯コースがあります。
このドライコースで洗濯すると、洗濯機でも手洗いマークの衣類を洗濯することができます。
メーカーによって「おうちクリーニング・おしゃれ着コース・手洗い」といったモードになっているので、お手持ちの洗濯機を確認してみてください。
「ドライコース」って何?
ドライコースとは、手洗いなどが必要な衣類を自宅の洗濯機で洗えるコースです。
手洗いマークの衣類は洗えますが、家庭洗濯禁止マークの衣類はクリーニング店で取り扱いとなるので注意しましょう。
ドライコースでは、衣類のダメージ・縮みの原因となる「水流・水量・脱水」が弱く設定されてます。
手洗いのように優しく丁寧に洗うことができるので、是非活用してみましょう。
洗剤も「おしゃれ着洗剤」にすると◎
更にこだわるなら、洗剤もおしゃれ着洗剤にするのがオススメ。
一般的な洗濯洗剤とおしゃれ着洗剤は洗浄力に大きな違いがあります。
【おしゃれ着洗剤の特徴】
普段着は洗濯洗剤でもいいですが、お気に入りの服やデリケートな衣類はおしゃれ着洗剤がオススメです!
オススメのおしゃれ着洗剤
おしゃれ着洗剤といえば「花王 エマール」
花王 エマール
洗えば洗うほど型崩れを防いでくれる新技術を搭載! 首元や袖の「伸び・ヨレ・縮み」を整え、衣類の形をしっかり長持ちさせます。 色あせも防ぐので、色柄ものを洗う場合にもオススメ◎ 値段・場所ともに、購入しやすい洗剤なのも魅力的! |
ウール&カシミアを家で洗える「THE LAUNDRESS ウールカシミアシャンプー」
THE LAUNDRESS ウールカシミアシャンプー
大切なニットを自宅で洗うことができちゃいます! ウールの風合いを守りながら汚れを落とし、ケアまでできる優れもの。 防虫効果に期待ができるシダーの香りもうれしいポイント◎ 洗剤とは思えないオシャレなボトルも魅力的! |
デニムを家で洗うならコレ「NANO COLLOID デニム ウォッシュ ヴィンテージ」
NANO COLLOID デニム ウォッシュ ヴィンテージ
洗濯によるデニムの色落ちを防ぐなら絶対にコレ! インディゴの色は落とさずに、皮脂汚れなどだけを落とすことができます。 ビンテージのデニムや、色落ちさせたくないリジットデニムにオススメ◎ 香りが2種類から選べるのも魅力的! |
衣類は消耗品でもありますが、大切に丁寧に扱えば長く大事に着ることができます!
毎日の着方や扱い方だけでなく、洗濯も見直してみませんか?
特にデニムやレザーなど、着れば着るほど味が出る服は洗濯ひとつで表情が変わります。
「洗濯も身だしなみのひとつ」として取り入れてみましょう!
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