コラム

男の正しい香水の付け方をご紹介!香水のつける場所から相手の記憶に残る付け方まで徹底解説!

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香水は、見た目以上に第一印象を左右するアイテムです。

特に香りは、脳の記憶や感情を司る部分にダイレクトに届くため「良い香りがする男性」は一瞬で好印象を与え、長く記憶に残ります。

しかし、せっかくの香水も使い方を誤れば、相手に不快感を与えてしまうことも…。

そこで本記事では、男の正しい香水の付け方を徹底解説します。

香水の種類や持続時間、つけるべき場所、量の調整方法からTPOに応じた使い分けまで網羅。

さらに、相手の記憶に残るスマートな付け方のコツもご紹介します。

これを読めば、香水をただ“つける”だけではなく、自分の魅力を最大限に引き出すための武器として活用できるようになるので、ぜひ最後までご覧ください!

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香りは人の印象を最も早く作る

香りは人の印象を最も早く作る

五感の中で唯一、嗅覚だけが脳の「大脳辺縁系」と直接つながっています。

この領域は記憶を司る海馬や感情を判断する扁桃体を含み、香りは視覚や聴覚よりも早く感情や記憶に作用します。

例えば、ふとした瞬間に昔の恋人の香水を嗅いで当時の情景が蘇るのも、この働きによるもの。

つまり、良い香りはその人の存在を強く印象づけ、長く記憶に残すことができるのです。

男性にとって香水は、服装や髪型と同じく自己演出の重要な要素。

しかも香水はさりげなく、かつ確実に印象を操作できるツールなのです。

だからこそ、正しい使い方を身につければ、「あの人、なんだか素敵だな」と思わせるきっかけを作れるアイテムであると言って良いでしょう!

 

男の正しい香水の付け方をご紹介!

香水は、ただ香りをまとえば良いというものではありません。

適量・適所・適切なタイミングを守ることで、香水の魅力は最大限に発揮されます。

そこで男の正しい香水の付け方をご紹介!

それぞれ詳しく見ていきましょう!

香水の種類と持続時間を確認する

香水の種類と持続時間を確認する

香水は濃度によって大きく4種類に分かれます。

種類 香りの持続時間
オーデコロン 1〜2時間
オードトワレ 2〜5時間
オードパルファム 4〜6時間
パルファン 5〜7時間

もっとも軽やかな「オーデコロン」は持続時間1〜2時間で、初心者や強い香りが苦手な人におすすめ。

「オードトワレ」は2〜5時間持続し、日常使いしやすい万能タイプ。

「オードパルファム」は4〜6時間香りが続き、好みの香りを長く楽しみたい人向け。

もっとも濃厚な「パルファン」は5〜7時間と長時間持続し、わずかな量で強く香ります。

このように、ひとえに香水と言っても種類によって、楽しめる時間が大きく変わるのです。

持続時間が長い香水ほどかおりが強いため、つけすぎると逆に悪印象につながりかねません。

また、持続時間が比較的短い香水は、つけるタイミングを間違えるといざ香りを届けたい時にはもう何も香りが残っていないなんてこともありえます。

そんな香水にありがちな凡ミスを防ぐためにも、つける前にまずは自分の香水の種類がどれに属していて、どのくらい香りが持続するのかを頭に入れておきましょう!

血管部分や体温が高い部位に適量プッシュする

血管部分や体温が高い部位に適量プッシュする

香水は温度が高い部分で香り立ちが良くなります。

そのため、香水をつける場所は手首、首の後ろ、耳の裏、肘の内側、足首など、血管が表面に近い部位がおすすめ。

さらに香りは下から上に広がるため、清潔感を意識するなら足首や下半身につけるのも効果的です。

つける量は“一箇所1プッシュ”を基本に、3箇所程度に分けて使うと香りが自然に広がるのでつける際には参考にしてみてください!

ちなみに・・・大人男子ラボメンバーが愛用するドルセーの店員さんに伺ったのですが、香水は『背中』につけることで、すれ違った時に余韻を残せる香らせ方ができるそう。これ本当におすすめです。

空中に1プッシュしてくぐる

香りをほんのり全身にまといたいときは、空中に1プッシュしてその中をくぐる方法がおすすめです。

直接肌につけるよりも香りが柔らかく拡散し、強すぎない印象になります。

特に香りが強めの香水や、初対面の場・ビジネスシーンではこの方法が有効です。

ジャケットやコートに軽く香りを移したい場合にも向いています。

冬場など、つけた場所が洋服で隠れてしまう場合は香りが相手に届きにくい場合もあるので、この方法を試してみてください!

 

覚えておきたい香水の注意点3選!

男の香水の正しい付け方をマスターしたところで、ここからは+αで覚えておきたい香水の注意点3選をご紹介します!

つけるのは人に合う30分前がベスト

香水は時間とともに香りが変化します。

つけてすぐはトップノートが強く香りますが、30分〜2時間後に訪れるミドルノートこそが香水の魅力をもっとも表現する香り。

大切な人に会う場合は、30分前につけてベストな状態で臨みましょう!

汗をかく場所につけるのは絶対NG

脇の下など汗の多い部位につけると、香水が汗と混ざって不快な匂いに変化します。

香りで汗を誤魔化そうとするのも逆効果。

香水は必ずシャワー後の清潔な体につけるのが基本です。

つけた後に汗をかいてしまっても、不快なにおいが発生する恐れがあります。

かといって、制汗剤で対策をしてしまっては制汗剤の匂いと香水の匂いが混ざり合い、別種の悪臭を放つことも・・・

そのため、汗をかきやすいシーズンでも香水を楽しみたい場合は、必ず汗をかいても拭けるようなものを用意しておきましょう!

TPOに併せてつけない選択肢を持つ

香水は印象を左右しやすいアイテムだからこそ、時には悪い印象を与えてしまいかねないということを覚えておく必要があるでしょう。

例えば、学校やビジネスシーンでは香りの強い印象を与える香水が適していないのはいうまでもありません。

ましてや和食店や寿司屋など香りが料理に干渉する場では無香がマナー。

葬儀やお見舞いなどの場では香水を避けることが礼儀です。

どれだけ自分の好きな香水だったとしても、TPOに合わせてつけない「香水をつけない」選択肢を常に持っておくようにしましょう!

清潔感を底上げするメンズ香水3選!

清潔感を底上げするメンズ香水3選!

ここまで香水の付け方にフォーカスしてきました。

ただ、付け方がわかったとて、実際どんな香水を選んだらいいかわからないという人も多いはず。

そこで最後に好印象を与えること間違いなしの清潔感香水おすすめ3選をご紹介します!

Maison Margiela:Lazy Sunday Morning(レイジーサンデーモーニング)

レイジーサンデーモーニングの画像

まず紹介するのはMaison Margiela:Lazy Sunday Morning(レイジーサンデーモーニング)です。

この香水は言わずと知れた王道の清楚系香水。

洗い立ての柔らかなリネンのシーツに包まれた心地良さをイメージした香水は、爽やかで清潔感ある印象を与えます。

「王道」「安全」「定番」の嫌いな人がいない香水を使いたい人は、ぜひ試してみてください!

DIPTYQUE:L' EAU PAPIER(ローパピエ)

ローパピエの画像

次に紹介するのはDIPTYQUE:L' EAU PAPIER(ローパピエ)です。

この香水は髪にじんわりと広がるインクをイメージした、ほんのり甘い透明感あるホワイトムスクの香りとなっています。

香りは主張しすぎないナチュラルな強度なので、そっと残すような奇をてらう清潔感を相手に感じさせることができるでしょう!

D'ORSAY:Dandy or not G.A (ダンディーオアノット ジーエー)

ダンディーオアノットの画像

最後に紹介するのはD'ORSAY:Dandy or not G.A (ダンディーオアノット ジーエー)です。

爽やかなムスクの中に、レザー調の色気溢れる香りが潜み、唯一無二の上品さを演出します。

程よい主張を放つ、清潔感のある香りは周囲を振り向かせること間違いなしです!

まとめ

香水は、自分の魅力を引き出し、相手の記憶に残る強力なツールです。

種類や持続時間を理解し、適切な部位・量・タイミングを守ることで、香水は過剰にならず自然な好印象を与えます。

また、TPOをわきまえた使い方は、大人の男性としての品格を高める要素。

香りは目に見えない分、扱い方ひとつで印象が大きく変わります。

今日からは「なんとなく香水をつける」ではなく、「相手にどう感じてもらいたいか」を考えて香りをまとうことで、周囲に一歩差をつけましょう!

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