身だしなみと意識する上で、ヘアセットは必須です。
色々なスタイリング剤を試してみたり、TPOに合わせてスタイルを変えてみたり楽しみ方は様々。
ですが、普段何気なく行っているヘアセットにも”自分では気が付きにくい落とし穴”が存在します。
今回は「これだけは注意したい!ヘアセットの落とし穴」を紹介します。
もしかしたら知らず知らずのうちに、間違ったヘアセットをしているかもしれません。
今すぐ確認していきましょう。
スタイリング剤がダマになって固まっている
スタイリング剤が1箇所にまとまって付いてしまうことありませんか?
このまま気づかずに外に出てしまうと、せっかくのスタイリングも台無しです。
これはスタイリング剤の伸ばし方に問題があるかもしれません。
ワックスの場合、このように白く残っていたらしっかりと伸ばせていないサインです。
このまま髪に付けてしまうと”伸ばしきれていないスタイリング剤”が付着してしまい、結果的に髪に白いダマとしてついてしまいます。
手のひらの腹の部分は窪んでいるので特に溜まりがちな箇所です。
しっかりと伸ばすためには、ハンドソープで手を洗うように指の間まで満遍なく伸ばすのがポイント。
透明になっていれば伸ばしきれているサインです。
センターパートの根元が寝ている
センターパート初心者にありがちなのがこのパターン。
前髪の根本が寝ており、なすのヘタのような”ただの中分け”になってしまっています。
これではせっかくのセンターパートもダサい残念な印象です。
センターパートで最も大事なのは前髪を根本から立ち上げることです。
分け目の根本を狙い下からドライをしていきます。
生え際から約3cmの位置を引っ張りドライしていきましょう。
ポイントはドライヤーを離した後に3秒間冷ますこと。
冷ますことで根本に立ち上がりのクセが付き、ナチュラルな前髪の立ち上がりを1日キープすることができます。
前髪を根元から立ち上げる以外何も変えていません。
立ち上げるだけで、ここまでかっこいいセンターパートを作ることができます。
センターパートは必ず前髪の立ち上がりを意識しましょう。
バックのスタイリングが適当
フロントはカッコよくスタイリングしていても、バックが適当になっていませんか?
これではせっかくのスタイリングがもったいないですよね。
ヘアの写真やカタログを見ているとフロントのディテールばかりに目が行きがちです。ですが、生活の中で「正面だけから見られること」は実はそんなに多くありません。
”前・横・後・斜め”と他方向から見られているので、髪全体のリンクがとても大切です。
「横を向きながらスタイリングをする・合わせ鏡を使って後ろを確認してみる」などフロント以外にも気を配るようにしてみましょう。
全部外ハネにしてしまう
外ハネを作って遊びを足してみたけど、なんか違う…。
アウトラインを全て外ハネにしてしまうと、メリハリがなく逆に野暮ったい印象に。さらに、シルエットも横に広がってしまうので頭が大きく見えてしまいます。
外ハネを作りたい時のポイント
1. ポイントでランダムに作る
ポイントを絞って外ハネを作ることで、シルエットに遊びのニュアンスを加えることができます。
ポイントは毛束ごとに作ること。ランダムに外ハネを作る毛束を選びましょう。
2.内巻きも交えて作る
外ハネを作りたい毛束に被さる毛束などは内巻きのスタイリングをしましょう。
内と外を意識することでシルエットに立体感が生まれて、バランスが良くなります。
この2点を意識して作ると、バランスのいい遊びのあるシルエットに仕上げることができます。
スタイリングで大切なのは全体のバランスをリンクさせていくことです。
スタイリング剤を全体に均一につけたりシルエットに注意したりと、全体を意識すればきれいなスタイリングをすることができます。
youtubeでも解説していますので、合わせてこちらもご覧ください。